シャニマス面白いかも

最近シャニマスのシナリオをちょくちょく読んでいる。きっかけは会社の同期がやたらLINEでボイス付きシャニマススタンプを使うようになったこと。はまって1日で4コマ漫画(300以上あるらしい)をすべて読んだと聞いて、そんなに面白いならと4月後半から荷物を詰めながら垂れ流して見ていた。そんなに真面目にやっていないから、限定含めてシナリオをほぼすべて読めるキャラクターは1人しかいなくて。でも、そのキャラクターもシナリオの時系列がよくわからない。結局重い腰を上げて選んだのは、どれから見ればいいか迷わなくて済むような、最近実装された別のキャラクター。持っているSSRも1枚だけだからわかりやすい。


SHHisの緋田美琴、めちゃくちゃ好きかもしれない。アイドル物は基本キャラクターの中身に興味がなくて上辺だけ色んなコンテンツを触っているんだけれど、さすがにあまり見たことのないタイプのキャラクターな気がする。とりあえず読んだのはWING、イベントシナリオ(ノーカラット)、ファン感謝祭、限定を含むPSSR3種類のTRUE END、あとは恒常と配布のSSSR。

なんか、感覚的にわからないものがあるってこういうことだよなって。台本を読んでもキャラクターの心情がよくわからなかったとか。中々人の心に響かないパフォーマンスとか。表現したいものは何かと問われて答えられないとか。なんとなく知っているものに近い気がして、読んでいて思い当たった。昔楽器をやっている時に似たようなことを散々言われたんだよな。結果として、弾くこと自体あまり楽しく思えなくなった。最初の頃は、憧れの楽器を弾けるようになることが純粋に楽しかったんだけれど、音楽ってそういうものじゃないらしい。飲み込みは速い方だったみたいだから、尚更その部分が欠けていることが浮き彫りになったのかもしれないけれど。たぶん私の理解のペースだと遅すぎるんだよな。色々。

脱線した。WINGの一番最後の台詞と表情が好き。「──ううん、多分今だったんだね」。これがすべてだなって。本当に。どれだけ労力をかけてもどうしようもない類のものってある。それでも諦められないところも個人的に好き。先天的に得られなかったものは、後天的に獲得するしかないんだよな。自然の成り行きに任せようと思うこと、そもそも自然にそれを手に入れられた人にしかできないことだと思っていて。自然に得られなかったら不自然に得るしかないんじゃないかって、わりと考えてしまう。最近はほんの少しだけそうでもないのかも、とか思うようになったけれど、それもある程度実を結んだ実感が出てきてから思えたことだし、自分が思った通りの形で報われたわけでもなかったからこそ納得できた部分でもあって。だから、この台詞は大きな一歩のように思えて、その先が読みたくなった。このシナリオ、1年前に読んでも刺さらなかった気がするな。以前なら、単純に「いや、早いに越したことないじゃん、なんで?」ってなっていたような。

あと、BGMとして流れる曲と歌い方が好き。かっこいい。


次は開催中のイベントシナリオ(モノラル・ダイアローグス)を読みたい。バナーのイラストが怖くてちょっとどきどきしている。その次は黛冬優子くらいしかすべてのPSSRを持っているキャラクターがいないから、そのあたりかな。無課金だから集めたいキャラクターをなるべく絞っておきたいのに増えてしまった。でも楽しみ。