2022.10.15

書いたあとに眠くて寝たら、公開するのを忘れていた。

 

隣の県に出かけようかと思っていたものの、諸事情で延期に。ここ最近の目標として、土日のどちらかは外出することを決めたので、達成すべくゆるっとバス停に向かった。

元々やりたかったことは「フィルムの現像・データ化」「ポケモン最新作の予約」「食洗機のチェック」「ノートPCのチェック」「甘いものの調達」の5つ。まず、フィルムを現像しにカメラのお店に向かったものの、たまたま訪ねた先のお店に現像機がなく1週間先の納期になるらしいので一旦パス。少しがっかりしながら家電量販店に向かって、ポケモンを予約。そこからノートPCを見ながら店員さんに教えを請い、質問攻めにし、新しいPCを買った。白色ですっきりしていて見た目も結構気に入っている。気分が良くてるんるんでいたら食洗機を見るのを忘れて、そのまま別の街にフィルムの現像と甘いものの調達をしに向かった。

PCが重くて(これでもゲーミングノートにしては軽い方らしい)、お店に着いた時点で右腕がもげそうだった。2kgほどあるみたい。これよりも赤子の方が重いって不思議。それほど重いものをお腹に抱えて生活するって大変そう…。お腹蹴ったりするし。脱線した。迷いながらお店を探して、分からないので教えを請いながらフィルムの現像をお願いする。お値段がそこそこ高くて驚き。フィルムの値段にも驚いたけれど現像でもこれだけかかるって。現状フィルム1本(36枚撮り)で購入からデータ化まで計3000円程度かかっている。ランニングコストのかかる趣味だということがわかった。お店色々探したらもう少し安いところもあるのかな。初めてだから折角だし印刷もデータ化も両方お願いしていることも関係しているのかもしれないけれど。1本使い切るのに3か月ほどかかったからまだよかったものの、頻繁に撮る人なら金銭面も大変だろうな。

自分が選んだカメラは、スマホのカメラとはある種真逆のもので。撮るまでの色んな工程を手作業でやらないといけない。ボタン1つで簡単に撮れるものとは違って。何十年前に触っていた人から話を聞いたとき、何が撮れるのかわからないのが面白いと言われたんだよな。不確実性を楽しむこと。そうやって撮られた空の青さに惹かれた。所謂一眼レフなどの高性能なカメラには興味が湧かなかった私でも、それなら愛せるかもしれないと感じたことが思い切ってトイカメラを買う動機となった。自分の見たものを見たままに撮っただけの写真は自分にとって記憶を喚起させるもの以上でも以下でもないように思う。記憶にあるものの方が自分の心の動きがすべて閉じ込められていて綺麗だから。一方で、写真は人に何かを共有するにはいい手段だとも思う。家で写真の整理を手伝ったときに、指輪をつけた女性の手だけが写っている写真を見つけた。その写真1枚ですごく嬉しかったんだろうなと思った。

都度手動で作業を行うことは面倒だし、今のカメラと比べて不便な要素がたくさんありながらも、それらは確かに愛着を感じるもので。今もそう。何が写るかわからないのにこんなにわくわくしている。ちょっとどきどきもしている。楽しみだな。ちゃんと写っているのかな。真っ黒だったり、指が写っていたりしたらどうしよう。それならそれでいい思い出かも。

仕上がりは明日以降になるらしいので、残りは甘いものを買って帰るだけ。頼まれた生クリームの入ったお菓子を探し、予算との兼ね合いの良さそうなシュークリームを買った。自分はスフレとカヌレ。帰ってから紅茶と一緒においしくいただいた。カヌレは日持ちするから明日食べる。

帰宅してからノートPCを改めて眺めてみる。やっぱり見た目が好き。最近気がついたけれど、私は白が結構好きらしい。起動してみると、これまで自分が使っていたPC(購入してから6年経過している)と段違いに動作が速くて驚いた。個人的にいいお値段の買い物だったので、ある程度性能の良さを感じられることは嬉しい。あとは、自分の稼いだお金で高価な買い物ができるようになったこと自体が嬉しくて。普段そんなに高い買い物とかしないし、妙な進歩?を感じる。喜びも一入ってやつ。それに、PCという高価なものを自分に買い与えてくれた親に改めて感謝した。必要だからと昔買ってくれたけれど、普通に高い買い物だよな。自分で働いて手に入れたお金で買ってみると殊更にそう思う。前のPCも壊したりせずに最後まで大事に使えてよかった。一応起動自体はまだできるくらいだし。新しいものも大切に使っていきたい。